TOEFL-iBTで100点を超えるためにやったこと

TOEFL iBTとは

TOEFLとは、海外(特にアメリカ)の大学や大学院を受験するために必要になる英語の試験です。 ETSという団体がテストを運営しています。

以前はTOEFLというとペーパーの試験だったのですが、いまはTOEFL iBTと呼ばれるパソコンで受ける試験が主流です。 試験会場に出向くと、準備されたパソコンが一人一台準備されているので、そのパソコンを使ってテストを受けます。

アメリカの大学や大学院を受験するには、大学や学部ごとにTOEFLの最低点数が定められているため、TOEFLで良い点数を取ることが必要です。 (例外的に、低くても入学が認められたり、大学の語学プログラムへ通うという条件付きで認められることもあるようです。)

志望していたアメリカの大学院で必要だったTOEFL iBTの点数が100点だったのですが、 無事に104点を取ることが出来たので、それまでにやった対策をここに書いておきます。

全体的な対策

まず、何をやるよりも最初に、TOEFLの過去問を1〜2つやってみるのが一番良いです。 自分の課題が見えてくるので、そこを徹底的にやるのがオススメです。

リーディングとリスニングはぼちぼちだったのですが、スピーキングとライティングが全然 思うように出来なかったので、そこを重点的に対策しました。

Reading - リーディング対策

英語の文章はちょくちょく読む機会があったので、特別にReadingに特化した対策はやりませんでした。

代わりに、単語力だけは頑張って鍛えました。 単語帳を買ってきて、毎晩寝る前に5〜10分ぐらいやるようにしました。 ちなみに使ってた単語帳はこの 実践IELTS英単語3500 です。IELTS用だったのですが、使いやすかったのでこれでやり切りました。 単語帳はひたすら繰り返しやる事で少しずつ定着していくので、何周も繰り返してやりました。

Listening - リスニング対策

1年半ほど前から、**英語のオンラインの授業(CourseraとかUdacity等)**を受けていたので、これがとても良い英語の訓練になりました。大体、毎週2〜3時間の授業を受けていました。

授業はネイティブ向けの授業ですし、内容がそもそも難しいので最初は大変でした。でも慣れてくると、英語で聞きながら考える ことも出来るようになってきますし、聞き取りのレベルもかなり上がりました。 このおかげで、試験のリスニングもかなり落ち着いて聞くことができました。

Speaking - スピーキングの対策

TOEFLの過去問をやってみると分かりますが、質問に対して考える時間がとても短いので、訓練が必要です。 うまく答えられずに終わってしまうといけないので、実際に声に出してやってみてください。 僕は自分の録音したのを聞いて、これはいかんと思い、試験直前に集中的にやりました。

オススメの動画があるので、こちらも参考にしてみてください。

あとは繰り返して、パッと答えられるようにするのが良かったです。

Writing - ライティングの対策

ライティングの対策で必ずやったほうが良い事は、パラグラフの構成をきちんと書けるようになる事です。

最初に導入と結論のパラグラフ、次に理由1つ目、その次に理由二つ目、最後に結論のような構成です。 あと、それらの構成を形作るイディオムですね。 TOEFLのライティングに適したテンプレートなどもありますので、それらを参考にすると良いです。

やってて思ったのは、このライティング対策は試験対策ではありますが、レポートを作成する際なども同じ方法で書けますので、 留学する人や英語で文章を書く人にはとても良い練習になると思います。

まとめ

試験問題は自分にとって得意なトピックだったり、体の調子が良かったり悪かったり、色々と運の要素もあります。

1回受けて点数が悪くても諦めず、しっかりと対策をして頑張りましょう。僕の場合は英語で1年半ほど授業を受け続けていたのが英語力を引き上げてくれたのかな…と思いました。 英語力アップに近道はないと思いますが、対策は大事なのでしっかり準備して頑張るのが良いと思います!

@takp